「Märchen Star」はどんな夢をみせてくれるのか。2ndライブに向けての下準備とその歌詞。

 

 

こんにちは。

こんばんは。

りょーすやぴ…です。

 

 いよいよ今週末に迫った虹ヶ咲2ndライブですが、みなさんどうお過ごしでしょうか?3rd楽曲を聴きこむ人、キズナを再履修する人、ノーガード戦法の人(?)

様々に過ごしていると思います。

 今回は近江彼方ちゃんの3rdソロ楽曲「Märchen Star」の考察をしてみたので共有したいなと思い、この記事を書きます。

 「Märchen Star」は歌詞の意味を理解しているか、していないかで受け取り方が大きく変わってくる楽曲です(個人差あり)。内容はキズナエピソードにて語られていますので、自分で読んで理解したい方は、ブラウザバック推奨です。

 今回は結構淡々と書いてます。

 


 

www.youtube.com

 

Märchen Star

作詞:Ryota Saito

作曲・編曲:Ryota Saito,Diz

 

スクスタ内設定

作詞:近江彼方

作曲:あなたちゃん

 

 

夢の世界へお連れする魔法かけちゃいましょう

「あなたはだんだん眠くなる」、、ほらっ

 前曲「My Own Fairy-Tale」では、ようこそ夢の国へ!とみんなが夢へと訪れる歌詞になっていますが、今回は彼方ちゃんがみんなを夢の国へ連れていくという歌詞になっています。

 ここから、この後の曲の流れとして「彼方ちゃん→みんなへ」何かをしてあげよう、もしくは、させてほしいと推測できます。

 

 

フワフワ枕雲と

お菓子の街 見下ろして

プラネタリウムの空

飛び回ろうよ

 フワフワ枕は彼方ちゃんが日常的に持ち歩いている必須アイテム。彼方ちゃんがいい夢を見る為(つまり、安眠する為)には欠かせませんよね。

 ここの枕雲「と」はandではなく、withです。お菓子の街、プラネタリウムの空についてはキズナエピソード19話で言及されています。

 

プラネタリウムみたいに星を投影するんだ~」

「ロマンチックでスイートで、ほわほわ~な世界に変えちゃう!」

「メルヘンな世界を飛び回るの!」

 

 お菓子(広義:料理)は彼方ちゃんにとって得意で、自信が持てるもの。

 プラネタリウムは「夜の時間」を創りだすことのできるもの。

 →夜は夢を見られる唯一の時間。(彼方ちゃん自身はその限りではない)

 

 

どんな夢だってね みんながいてくれるから

叶えられちゃう ここはそんな場所なのです!

 ここの「夢」についてはMy Own Fairy-Tale「のままにしないように」の解釈を使って読み解けます。

 

 夢は思い描いた事、願った事、叶えたい事、未来

 夢は叶わない夢、醒めたら消えてしまうもの

叶えたい事叶わないままにしないように」

 

 この歌詞の場合はの方を使います。

 また、彼方にとってのワガママとして、「スクールアイドルをしている事」が挙げられますが、みんながいてくれる(声援を送ってくれる)から、スクールアイドル(ワガママ)でいる事ができる。

 どんな夢でも叶えることのできるこの場所を創るには、彼方ちゃんがスクールアイドルでなければなりませんよね。

 

 

お星様掴んで プレゼントさせてほしいの

いつでも 頑張れる

お守りだよ Märchen Star

 ここで一番最初に記した「彼方ちゃん→みんなへ」で重要な歌詞が出てきます。

夢から覚めた後の現実世界でも頑張れるお守りを彼方ちゃんがプレゼントしてくれます。

 

 ではそのお守り、「Märchen Star」とは一体何か?

 

 キズナエピソードにてスクールアイドルが好きな理由を、「みんなから元気をもらえる所」と熱弁しています。

 そして前述したとおり、みんながいてくれるから彼方ちゃんはワガママでいる事ができます。

 特待生として、姉として、やらなければならないことの多い彼方ちゃんが「お料理」「勉強」「スクールアイドル」を全力でできるのはここに繋がりますね。

 

(大前提)みんなが応援してくれる

→彼方ちゃんがスクールアイドルでいられる

→その姿を見たみんなが笑顔になれる

 

 つまり1番歌詞の「Märchen Star」はスクールアイドルとして目一杯に輝く彼方ちゃん自身を指すのかなと思います。

 

 簡単に読むとだいたいこんな感じになると思います。

 

 歌詞中の「Märchen Star」についてはもうひとつ別の読み方を用意してみたので、よろしければ最後までお付き合いをお願いいたします。

 

 

思いつくだけ 好きなもの並べてみちゃいましょう

一つ一つ全て宝物です

 この歌詞の後に語られるものも、そうでないものも、彼方ちゃんにとっては大切な大切な宝物です。 

 

目覚まし時計の森

お昼寝ベッドの丘越え

月明かりのカーニバル

踊り明かそう!

 「目覚まし時計」はしゃっきりさんになるために大切なものです。

 夢の国における目覚まし時計は、「ファンのみんな」です。

 「お昼寝ベッド」は彼方ちゃんのいるべき場所、表現ができる場所。 

  そして「月明かりのカーニバル」はプラネタリウムで創りだした彼方ちゃんのステージの全体像。彼方ちゃんは月ですかね。

 あと何気に朝→昼→晩の時系列になってるのも面白いですよね。

 

 

どんな時だってね みんながいてくれたから

夢を見られる 溢れ出すのは「ありがとう」

 私はこの部分の歌詞がとても好きなんです。というのも、キズナエピソードにて彼方ちゃんの口から「ありがとう」という言葉が頻繁に発せられていて、全部絶妙にニュアンスが違うんですよね。 

 軽めの「ありがとう」から、深い感謝の「ありがとう」まで。

もし良ければ時間があるときにでもボイス有で読み返してみてください!

ここに出てくる夢もの解釈と同じです。

 「どんな時だって」は文字通りライブ中も、ライブ以外でも、「彼方ちゃんのファン」でいてくれて、です。

 

 

ちゃんと言葉にして プレゼントさせてほしいの

あなたは いつだって

私だけの Märchen Star

 ここでプレゼントするのはもちろん「ありがとう」と「彼方ちゃんの笑顔(姿)」です 。

 ここで指す「あなた」は「あなたちゃん」ではないと思っています。

 文脈から読み取るに、「ファンのみんな」と読む方が正しそうです。

 そして、2つ目の「Märchen Star」ここでは1つ目の「Märchen Star」と意味が変わってきますね。

(大前提)みんなが応援してくれる

→彼方ちゃんがスクールアイドルでいられる

→その姿を見たみんなが笑顔になれる

 こちらは 1つ目の「Märchen Star」で記したものです。これを踏まえて、私だけの「Märchen Star」とは何か。

これもキズナエピソード由来なのですが、「ありがとう」の他にも頻出する言葉があって、それは「みんなからパワーをもらえる」なんですね。

 そこから読み取っていくと、彼方ちゃんの笑顔(姿)を見たファンのみんなが笑顔になる。それを見た彼方ちゃんがパワーをもらえる。元気になれる。

 つまりここの「Märchen Star」は「彼方ちゃんのパワーの源」≒「ファンであるみんなの笑顔」と読んだら綺麗に収まりますかね?(聞くなよ)

 

 

次はどんな未来(ゆめ)を

一緒に見に行けるかな?

こんな気持ち初めてだよ

 このルビの振り方って結構気になった人多いと思うんです。 なぜ、「夢」ではなく「未来」なのか。それは、夢が覚めた先は必ず「未来」だからです。目覚めたら過去に戻っていたなんてことあり得ませんもんね。彼方ちゃんの夢の国へ住み込んでるなら話は別ですけどね。

 次の歌詞はもう一緒に見に行ける事が前提に進められていますが、それはそうなんですよね。なぜなら、ここではみんながいれば「どんな夢だって」「叶えられちゃう」からです。

 

 

1人じゃ描けない

素敵なお話

続くよ 続けよう

もっと もっと!!!

一緒に歌おうよ

 彼方ちゃんの夢は広がっていくし、ずっと続いていきます。

 以下My Own Fairy-Taleより引用。

・広がるこの世界で

・どこまでも続くパレード

・一緒に紡いでね

・みんな巻き込んで

 実はMy Own Fairy-Taleから読める箇所も「Märchen Star」にも点在しているんですよね。なんかはまさにそれです。細かい所を探せばもっとあると思いますので、ぜひ探してみてください。

 私は「もっと もっと!!!一緒に歌おうよ」から彼方ちゃんの中から溢れ出る「感情」の重みを感じました。この感情をライブでどう捉えることができるのか、とても楽しみです。

 

 

 最後に

 

 「Märchen Star」のもう1つ別の読み方なんですけど、My Own Fairy-Taleの歌詞

今日という日が終わっても

消えないおとぎ話

 この消えないおとぎ話を「具現化」したものが「Märchen Star」なのではないか?と思います。

 この夢の世界で起きたことはずっと消えないし、残り続ける。それは「あなた」のお守りにもなるし、「彼方ちゃん」のパワーの源にもなります。(私はこっちの解釈の方がしっくり来てます)

 

 

 以上は私の解釈ですので、異論を唱える人もいると思います。が、受け付けてはいませんのであしからず。

 


 

  ちょっと視点を変えた小話

 

 Märchenは「ドイツ語」です。意味は「おとぎ話」で前曲の「Fairy-Tale」と同じ意味になっています。

 この曲の最大の特徴は3拍子(ワルツ)の曲構成になっているということ。日本では「円舞曲」とも呼ばれています。

 そして、ワルツの発祥は「南ドイツ」及び「西オーストリア」とされています。

 これを意図して作曲をしているのであれば、今後の彼方ちゃんソロはもっと多角的な視点で見ていく必要があるかもしれませんね。

 

 

 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。2ndライブ楽しんでいきましょう!!

 

りょーすやぴ…

 

 


 

お☆ま☆け

 

  ガチネタ考察 FF内のHさんから寄せられましたので、ついでに公開しちゃう!

 

 「Märchen Star」とは何か?それは「ラブカスター」のことである。ラブカスターさえあれば、どんな夢だって叶えられます。また、いつでも頑張れるお守りなのではないですか?もちろん一つ一つ全てが宝物なのです。

 月明かりのカーニバル踊り明かそう!は、徹夜イベント周回です。つらいですけど。

 

 

 

Märchen Starってラブカスターじゃん!!!!!!!!!!